現代のデジタルカメラは、すでにかなりの画素数に達しています。ゆえに、高解像度の画像を生成することにも成功しており、相当に大判のプリントでも、観賞に耐えうる十分な画素数をもっています。ですから、昨今まことしやかに流れる「デジタルカメラの画素数はすでにして十分」、「画素数競争は無意味だ」という説にも一定の説得力があります。
たしかに、解像感は画素数だけで決定づけられるわけではない点も、こうした主張の力強さを裏付ける一因かもしれません。写真画像として最終的に生成される解像度や解像感は、センサーが持つ画素数だけではなく、レンズの性能、ローパスフィルターの特性、コントラスト処理、シャープネス、ノイズ処理など、さまざまな要素が複合的に作用して決まるため、単純にセンサーの画素数の値だけが上がっても、実感的に高画質とは結びつかない、ということはあるでしょう。
シグマがこれまで送り出してきたSD15や、DP1/DP2シリーズに搭載されていた1,400万画素ダイレクトイメージセンサーのピクセルロケーションが、数値の上ではわずか460万という値であったにもかかわらず、その解像度・解像感には定評があったことを見ても、高画素がそのままイコール高解像度となるわけではない、ということがおわかりいただけると思います。














